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かわいいあの子の4番バッター
P3Pは1月に入りました。
ポータブル版でも荒垣くんを映画に誘えてテンション上がった9月、悪夢の10月、笑って泣いた11月に憂鬱な12月、7日間タルタロス探索できない夜はずっとゲーセンで能力アップに勤しむキタロー、匙を投げた恋愛・女帝コミュ……合言葉は「1周目はチュートリアル」……売れない鈍器類とPコートとニット帽。荒垣は身長高めなのにブーツの靴底厚めで猫背なのが可愛いですね。


ログが流れてしまう前に今日Twitterでポツポツ話したことをきちんと書きに来ました。順平のペルソナ「ヘルメス」と「トリスメギストス」についてです。
順平覚醒前(ちょうど前回のブログ記事の直後くらい)に五十嵐大介の「SARU」をたまたま読み返しており、トリスメギストスという名前がゲーム内にて出てきた時はオッ変な偶然もあるな~、と思いました。「SARU」では、とある生命体を世界中の人々が神話や伝承に組み込んでいった際に、そのそれぞれに付けられた名前として、斉天大聖孫悟空・ハヌマーン・トートといったものがあり、一見ヘレニズム的な話かと思いきや全く違っていて~ということがあるのですが大変面白い漫画ですのでここでおすすめしておきます。上下巻です。「SOSの猿」もご一緒にお願いします。

順平の初期ペルソナである「ヘルメス」は姿かたちから想像するにギリシア神話のヘルメス神が元ネタですね。アルカナが魔術師であるのはヘルメス神が天文学や占星術、魔術など人間の科学の基礎となるものと関わりが深いことからだと思います。西洋における魔術や錬金術が科学の発展に貢献したという話はP3の怪しい養護教諭・江戸川先生の教えたところでもありますね。どうせなら順平もアギ系をもっと有用に使えるようにしてほしかったなあ。
なぜ順平だけ覚醒によるペルソナのステップアップ先が名も姿も原型を留めていたのかなと考えて調べていたところ、上位ペルソナ「トリスメギストス」の元ネタであるヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なるヘルメス)は錬金術の始祖だという記述を見付けました。そして10年ほど前に錬金術についての本を読んだ際に、錬金術における完全な存在としての両性具有の話を思い出して、ああもしかしてこれかな、と思いました。
順平の覚醒には、チドリが深く関わっています。詳しい経緯は省きますがチドリのペルソナである「メーディア」が順平のペルソナ「ヘルメス」と合体することで、「トリスメギストス」へと変化します。それに、順平の身に起こった事とチドリの愛情について考えると、これは錬金術的思想での両性具有を暗に示しているのではないかな、と。ペルソナ「トリスメギストス」の頭部は鳥(鴇か)の嘴が赤い宝玉(賢者の石)を啄むという姿で、更に固有スキルである生命の泉とは賢者の石と同一視されることもあるエリクサーから着想を得たのかなと思います。

設定資料集とかファンブックとかまだ未読なので間違ったこと書いてるかもしれませんがご容赦ください。来月中には集めたいです……
天田のペルソナについてもちょっと書いていましたがそのうち個別に書くこともあるだろうと思い今回はスルーしました。

ヘルメスは魂の導き手であるしオルフェウスにも同行していたことがあるので、主人公の親友ポジションとして順平のペルソナがヘルメスに変更されたのかなあとも思います(初期構想でヘルメスが主人公のペルソナであったようですし)。順平もキタローの魂を導いてくれ~頼む~~

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