各種ネタバレを含みます
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デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 クリア後感想
正月に薄型PS2とデビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団を買ってしばらくプレイしていました。5日から10日にかけて集中してプレイしたので今はのんびり悪魔と麻雀しながら進めています。
デビルサマナーシリーズの正統続編ということで気合いをいれて臨んでみたらなんだこのファンディスク!!!という笑いが止まりませんでした。今までメガテンやってきた人へのご褒美ゲーという感触です。初見で楽しめるのかこれ……?
・カメラ固定かつ狭い円の中をグルグルするので悪魔召喚は一体のみです。でも戦闘はライドウが頑張るゲームなので問題ない。
・回復アイテムなどは9個までしか持てないので不要なものはどんどん換金する。酒は忠誠度累積が無いので売る。
・銃は使えば使うほど楽になる、気がする。惜しむと苦しい。
・マトリョーシカ結界内部の異様な難易度の高さ
・恐怖のエンカウント率
・全体的な難易度はアトラスゲーにしては易しいがナメてると死にかける。
システム面ではこのくらいかな?以下はシナリオについてなど。ネタバレ有るので折り畳みます。
デビルサマナーシリーズの正統続編ということで気合いをいれて臨んでみたらなんだこのファンディスク!!!という笑いが止まりませんでした。今までメガテンやってきた人へのご褒美ゲーという感触です。初見で楽しめるのかこれ……?
・カメラ固定かつ狭い円の中をグルグルするので悪魔召喚は一体のみです。でも戦闘はライドウが頑張るゲームなので問題ない。
・回復アイテムなどは9個までしか持てないので不要なものはどんどん換金する。酒は忠誠度累積が無いので売る。
・銃は使えば使うほど楽になる、気がする。惜しむと苦しい。
・マトリョーシカ結界内部の異様な難易度の高さ
・恐怖のエンカウント率
・全体的な難易度はアトラスゲーにしては易しいがナメてると死にかける。
システム面ではこのくらいかな?以下はシナリオについてなど。ネタバレ有るので折り畳みます。
制作側の特撮好きに影響された内容ではあったものの、勧善懲悪の熱いストーリーであったと思います。
喋らない主人公の代わりに状況への感想を述べてくれるサブキャラクターに魅力があり好印象でした。序盤の第弐話でのゴウトの「しかし 哀れじゃないか ○○! なぜ 希望を持っていた人がこんな目に… ……。すまん 少し取り乱した。…探偵社に戻るとしようか。」や鳴海の「普通に生きている人が 怪人に姿を変える… そんなのは… 間違ってんだよ。だから… ライドウ。これ以上被害にあう人が増えないためにも… …頼んだぞ。」とか。ルート分岐のない今作ではこれらのサブキャラの台詞によって感情が導かれていますね。
本筋は天津神(ヤタガラス、葛葉一族)と国津神(宗像)による争いで、最後に黒幕であった四十代目葛葉ライドウとの戦いになる、という。鬼の血がどうのこうのという設定は結局説明されず終わった気がするんですがこれもしかして道端のメッセンジャーが何か言ってる?(邪推)
四十代目について|
真2のロウ社会に我慢ができなくなった四十代目が、遺伝子学の応用で祖先に記憶を植え付けたor自力で時代を遡って伽耶に憑依した、と解釈しました。アカラナ回廊のメッセンジャーの台詞を読んで考える限りでは、四十代目の血統を遡りに遡ったら伽耶に辿り着く、のかなあと思ったり。葛葉ライドウの名前は世襲制ではないので伽耶の子孫が遠い将来デビルサマナーになっていてもおかしくない。
無事(?)に伽耶に憑依した四十代目だったが、「大正20年というイレギュラーな時代を修正する」という目的を同じくするも意味合いでは対立しているメシア教会の刺客・怪僧ラスプーチン(と名乗るロボット)に妨害を受ける。宗像が伽耶の鬼の血を採取したことで伽耶(に憑依する四十代目)は解放される。そして十四代目と合流し、ほどなく離脱。国津神が操る超力兵団による戦いを静観していたが、事態が収束したために再び十四代目の前に現れ、遠き未来において歴史改変を行うと宣言する。後は終盤通り。
ここで出てくる疑問としては、
・国津神が帝都を薙ぎ払うことにより歴史は改変されるのか?
・20××年において歴史改変を行うとはどういうことだったのか?
などです。今のところこれらの点についてはお手上げ侍です。
怪僧ラスプーチンとメシア教会|
アカラナ回廊のメッセンジャーのよれば「大正は15年まで」「イレギュラーな歪みを正すためにラスプーチンが派遣された」ということです。ここで示唆されているのは、この世界にはパラレルワールドがあるということではないかと思います。世界は無数のパターンが存在するというのは真3のアマラ宇宙という概念によって説明されましたね。他作品の情報などもまとめて考えると、デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団がバッドエンドになれば真・女神転生でICBMが投下される未来になり、グッドエンド(クリア)になれば続編のアバドン王、そして真・女神転生のICBMが投下されると真2、投下が防がれると初代デビルサマナーとソウルハッカーズの世界になると思われます。文字にするとややこしいので図を作ります(まだ作っていません)。
ラスプーチンと名乗る神奈川弁のロボットはメシア教会から派遣されました。メシア教会は真2において世界を管理している機関であり、ICBMが未然に防がれると危うい。そこで大正20年という不都合を消し去ろうとした訳ですね。パラレルワールドなんでいくつもあるんだから放っておけば良いのでは?と思いましたが、不安な要素は消しておきたいというのがメシア教会の考えなのかもしれません。
・「大正20年」という本来存在しない時間はいつ、どのように発生したのか?
・ラスプーチンを派遣したメシア教会・四十代目はどの世界に存在するのか?
疑問点はこの二つです。どうしても矛盾もあらわれてくる。
国津神の悲願とか|
宗像少将の超力兵団計画はあくまでも提唱という段階であって実際に事が進められるほどに研究や理論は組み立てられていなかったのではないかと思いました。本来ならば国防を目的とする超力兵団の構想を帝都破壊のために利用できないかと画策した国津神陣営と、大正20年というイレギュラーを修正したがっていたメシア教会が手を組んで、派遣されたラスプーチンによって超力兵団計画に必要とされる技術が未来からもたらされた。まあ後はみんなで頑張る国津神陣営という感じなんですけど天津神への復讐が帝都破壊で果たされるのか?という釈然としない気持ちは残りました。あとどうせなら最後まで国津神と戦いたかったじゃん?
一先ず全体を通しての割合まともな感想はこれくらいです。よこしまな感想とかはまた別の機会に書きます。
ちなみに今日はアバドン王を買ってきましたが超力兵団のことで手一杯なので寝かせます。
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