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P3M3(劇場公開版)感想
「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」観てきました。
公開前までは散々怒ったり泣いたり忙しかったんですが最速公開に行かれた方の話で4部構成になったと聞いてから穏やかな気持ちになれたので、前回よりも落ち着いて観ることができました。良かった(ほんとにね……)。
以下ネタバレ感想ですので折り畳みます。


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「原作」をどこまで改変するのかということで主に怯えていたんですが、パンフレットで(個人的感情で名前も出したくないが)原作は無印でありフェスではないと明言されたのでそこは安心できました。

・修学旅行以降の作画に気合いを入れすぎたのか前半が結構ヘロヘロで「こ、これ大丈夫なのか……?」と不安を煽っていくスタイルに
・「実は今までやってきたことは全部無駄で滅びは近いんだよ!」「な、なんだってーーー!!!」ってうす味すぎて悲しかった
・アイギスがロボットっぽいSEを発しながらロボットっぽい動きをするのが良かった
・綾時との出会いも観客の不安を煽るような感じ
・!!!!小田桐と伏見!!!!
・平賀は美術部
・「なぜこんなところでシャドーを?!」小田桐活躍しすぎてペルソナ発動するかと思ったんですけどこの小田桐のチョロ前髪に癖ついてて笑った
・チドリがロリ寄りに
・設定資料集を買ってくれといわんばかりのモロスの模様
・やたら美しい作画のタカヤ
・一般人が銃を打って一発で心臓に当てちゃうこの世界

■綾時関連|
結城理と望月綾時の交流をいかにドラマティックに表現するかに重きを置きすぎていて困惑するシーンが結構ありました。親子の束の間のふれあいと思えばまあ別にこういうものかなという感じですが。(劇場限定パンフでいかにファンを満足させるか~と書かれててえっそれマジで言ってんの?って真顔になったんですがまあもういいかなっていうのは公式二次創作と割り切れるようになったからなんですけど、という話はどこからどう読んでも蛇足なのかなという気はします。)
シャドウの欠片が蝶として表現されていて蝶はフィレモン的要素じゃなかったんかーーーいって思ったんですがこれは人間の中にもシャドウがいるんだよという意図……?

■チドリ関連|
みゆきち演技忘れてた?って思ってしまうくらい違和感があったんですが劇場版の脚色ということでひとつ。チドリと順平のあれそれはもっとなんとかならんかったんかな~と強く感じる第三作目でした。どう考えても尺が足りねーよ! 戦闘はとても良かった(おおむね原作を再現していた)んですが翌日の順平のシーンがあっさりしすぎていてこれもなんとかならんかったんか……っていう(何回言うんだ……)。
ところでチドリが首絞められていた時のメーディアのアングルがおかしい。今回は扇情的な演出多かった気がする。

■ペルソナ第二覚醒|
これ本当に間に合っていなくて笑った。次回は次々と覚醒していくペルソナたちが観られるんですね?!
噛みそうで噛まない順平のトリスメギストスが聞きたかった。#4に期待。

■マッチしない紙芝居っぽさ|
原作ゲーム自体がそうなんですけれど、ペルソナ3は印象的なイベントシーンを繋げた紙芝居的シナリオ演出がウリであり欠点で、今回はそれが悪い方向に作用していたように見えました。ちょっとイベントやって日付変更→ちょっとイベント→日付変更……という。タルタロス探索をしないから一日が短く感じられた上に小イベントばかりで散漫な印象でした。そういうのは円盤化に収録する(#1)って言ったじゃない!
あと主人公目線以外のシーンが突然多用解禁されていてこれも不安煽りポイントでしたね(やめてくれ……)。

あと何回か観れば評価も変わりそうではあるがそうまでして観たいかと聞かれればうーん?という印象の映画というか……もうちょっと……
設定資料集は買えませんでした。しょうがないね。
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